チョコチップ劇場

Takayoshi Kajiwaraの〜チョコチップ劇場〜

相席

おっつーおっつー。

おっつーかもちです。
 
今日は外回りで原宿に行きました。
 
以前に働いていたお店があり、一緒に働いていた先輩が当たり前の様に声出しして頑張ってました。
 
それを僕は店の外、遠くから見てました。会って話してはいません。
 
なんだろう、辞めてから会いに行けてないんだよね。
なんだろう、これ、
昔の友達とか仕事仲間とかを避けてしまうこれ、
 
仲良し度C以下だったら、どっかでバッタリ会ってもまず気付いてないフリをするこれ、
 
結局仲がよろしくなかったようですw
 
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その当時、休みの日によく行っていたラーメン屋にも行きました。
 
チャーシューが多くて、ドスンと胃に来て、食べた後後悔するくらいキツいんですが、どーしょーもなく好きなんだよね〜。喜多方ラーメン
 
ちょうどお昼時で混んでて、相席でした。
相席は人生で2回目です。
 
 
さて、
 
 
 
 
 
前置きはこの辺で、そろそろ本題に入ります。(前置き長っ‼︎)
 
 
 
 
 
お題:初めての相席
 
僕は小学生低学年の時にスイミング、少林寺、習字を習っていて、全部初段試験に合格したら辞めてました。
今思うと、お前資格マニアか!ってくらい極める気ゼロだったなぁ〜。
 
 
その習字の話なんですが、小さなコンクールに応募した僕の書いた「一」(漢字)という字が賞を取り、地元の商店街に展示されることになったんです。
 
「賞を獲った」ということ自体初めてだったんじゃないかなぁ〜。
とにかく嬉し過ぎてダッシュで帰って、賞を獲ったこと、そしてその頃よくわからかった賞の名前をおかんに連発しまくりました。
 
 
「おれ賞獲ったばい!」「カサクっちゆーやつ‼︎」「凄いやろ?」「ねー?カサクっち凄いん?」「メダル貰えるんばい!メダル‼︎」「ねー?カサクっち凄いん?」
 
 
そう、
 
僕の獲った賞は『佳作』だったのです。
 
金賞
銀賞
銅賞
佳作
 
の『佳作』( ー`дー´)‼︎
 
おかんもこのギリギリ授賞に舞い上がりまくりのこのアホ息子「ぴゅわもち」に如何にして佳作の地位の低さを説明したらいいのか…。
表情には出まくりだったのですが、結局言葉で説明はしてくれませんでした。
 
賞を獲ったよ→( ´ ▽ ` )まぁ〜
 
佳作だよ→(´・_・`)…あ、、あ、、。
みたいなw
 
 
結局僕は自分が獲った賞がなんなのかよく分からないまま、週末、おかんと一緒に商店街の自分の作品が展示してあるコーナーにいきました。そうすればメダルが貰えると先生に言われたので。
 
商店街の一角の展示スペースに設けられた小さな展示スペース。
そのパーテーション一面にいろんな小学低学年が書いた「一」が並んでいました。
僕の下手な「一」もちゃんと展示されていました。
 
 
 
 
 
 
 
すみーーーーーーーーっの方にね!!!
そこで初めて気づいたんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「佳作って全然すごくねーーーー!!」って
 
 
金賞がドン!と一番目立つとこにあり、銀があり、そして銅、んでもって佳作がこの手前のここ。この位置。うん完全に銅以下だ!!
もらったメダルは銅メダルで、あのトリコロールの紐が無いバージョンでした。完全に銅以下だと、猿でも分かる仕打ち。じゃあこの紐通す輪っか部分も取れや!
 
確かにこれまで聞いたことなかった賞名ではあったが、世の中には訳の分からない特別賞はたくさんある。カサクもあわよくば審査員が個人的に賞賛したい。みたいな?あわよくばそんな賞なんじゃないだろうか。この展示位置をみるまで平日はずっとウキウキしてました。楽しみすぎて当日起きるのチョパヤやったっちゅーねん!オカンたたき起こして、急かし過ぎて怒鳴られてるっちゅうねん。最初聞いたときは「誰の名前だ?」「なんだそのインパクトの無いネーミングは」と思っていましたが、カサク〜♩カサク〜♩って心の中で何回もリピートしてたらもう自分の中では1等賞や!!もしや1等賞なんじゃなかろうか??!カサクやべ〜〜><!!
 
(ここで紐なしメダル貰う)
うん、完全ヤバくないよね。
 
 
カサクの意味を誰からも言葉で教えられずとも身を持って理解した僕は、もらったメダルをポケットに突っ込んで、おかんの手を引きその小さな展示会場を後にしました。
帰り際にちらっと見えた僕の書いた「一」。なんたって出入り口付近の隅でしたからね。
ヘタクソだし、正直二重書きをしている。漢字の「一」に二重書きという常軌を逸した行動に審査員も脱帽でしょう。
 
 
 
 
 
 
え?だから?
だから貰えたの??w
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トボトボと下を向いて商店街を歩くこのアホ息子「ぴゅわもち」を見かねたオカンは、
「お祝いにラーメン食べようか?!」と気を使った。
「イヤだ!」とふてくされたぴゅわもちを「お母さんお腹空いた。行こう!」と強引にラーメン屋に連れて行った。
 
時刻はお昼時。
混んでて、ラーメンが来て、二人で大きなテーブル席だったので片側で並んで食べていると、
 
 
 
「すいません相席いいですか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、これが僕の人生初めての相席であります。
なぜに知らないおじさんと一緒のテーブルで飯を食わなきゃいけないのか?
なんだこのシステム。どっきりか?!「新しいお父さんよ」とか言い出すのか?!あん?!
と、相席の不思議さに支配され、おじさんに対し当時の僕の得意技「ガン見する」はフル発動。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そのおじさんは僕たちより後に席について、僕たちより先に食べ終わり、帰っていった。
「ほっ」とした。
 
 
ラーメンが美味しかったのと、相席のおじさんがよく思えば志村けんに似てるのとで、佳作のショックもいつの間にか忘れていました。
 
結局そのメダルは光り物が大好きな(メダルは鈍光ですがw)弟に死ぬほど自慢した後にあげました。 
 
 
そんな昔のどーでもいいことを思い出した一日でした。
 
 
ccgd つかもち